(ブログ画像は当社施工例ですが記事の内容とは関係ありません)
カーポート工事も春になってきてひと段落という感じですが・・・・
今日の記事はこの一年特に感じた職人や業者さんのレベルの低下について少し書きたいかと思います。
もちろんうちの会社も完ぺきとは言えませんが少なくとも作ったものの責任は誠意をもって対応しています
ということで昨年より大手エクステリアメーカーからの(他の施工業者が施工した)カーポート工事の修繕依頼というか【やり直し工事】の依頼が増えてきました。
これも現場調査をしてみれば・・・・信じられない不良工事であり、お客様の落胆や嘆きも理解できるところですが・・・
半面、とにかく見た目かなり安いところに真っ先に依頼してしまったお客様にも・・・〇〇%くらいは責任があるかもしれません。
また他にも他社との駐車場カーポート工事の競合(合い見積もり)になったこともよくありますが、
【なんでこんな価格でできるのだろか?】みたいな業者さんもいたり、また他社のカーポートの設計自体・・・・その場所に無理があったり、どう考えてもそこには入らないサイズのカーポートのサイズの提案がされていたり・・・
なんてこともあるわけですね。
これもまあ厳密にいえばカーポートの屋根自体はなんとか敷地内に納まりますが・・・・
要はカーポートの屋根が隣地ぎりぎりの場合・・・・だと、カーポートの基礎は(境界内で作るため)【片側半分の大きさになってしまう】、ということが理解できていない業者さんもいたりで、設計本来の基礎サイズが確保できない、設計である旨をお客様に伝えた次第です。
(当社施工例)
お客様は業者さんの提案は信頼できるものと当然考えておりますので、これには驚いておりましたし・・・・
実際カーポートの基礎が。。。物干し台の基礎くらいしかコンクリートが打たれておらず(地中のためわからないため)初雪でいきなり倒れたカーポートの撤去・立て直しなんかも依頼されたこともありました。
いずれにしろこういう不良工事を(請負価格の安さを言い訳として)行う不良施工業者さんは、結果的にどんなことになっても・・・・
責任を持って修繕に来る、なんてことはなく、ばっくれることがほぼほぼです。
ので、たとえカーポートは大手メーカー製でも(JIS)結局施工する地元の業者次第でとんでもないことになるわけですから、この点【安けりゃOK】や「安さが正義」というようなお客様側の概念もそろそろ変えるべき時期が来たかと思いますし・・・
結果こんな業者に泣かされることも昨今は見かけますので・・・・この点の認識もそろそろ改めた方がよいかと思います。
そんなわけでなんだかあらゆる面でチープな世の中になってしまい、ちょっと考えちゃうところです。
今日は辛口ですみませんが、顧客利益がやはり一番ですから当たり前の工事がちゃんとできない業者も昨今多くなって来た印象ですので一度書いておきたいかと思いました。
(最初の寸法確認にがキモです)
一台用のカーポートは基礎が設計通りでないと・・・・転びます
一生住む家に関するものはくれぐれも目先の価格だけで選ばないでほしいと思います。